健康診断でできないことを人間ドックで

人間ドックは健康診断と同じことを行います。心電図やレントゲン、尿検査や血液検査、バリウムを飲むこともあるでしょう。それだけでは健康診断を受けるだけで良いと感じる人も多いですが、実はここからが人間ドックと健康診断に違いがあります。たとえば心臓に注目してみると、健康診断では心電図がそれに当て嵌まります。

しかし人間ドックであれば心臓ドックというものがあり、レントゲンや特殊な心臓を見る装置を付けて専門的にみることができます。バリウムを飲むのも胃の検査として効果的だと言われていますが、胃の専門的な検診をするのであれば胃カメラも欠かせない存在です。人間ドックというのは、健康診断にできないことをするものです。よって正しい使い方というのは、自分が気になる臓器を指定して検査する方法が良いでしょう。

それでも喫煙やお酒を飲まないし、運動もよくするという健康志向が強い方でも、人間ドックを受けるメリットがあります。歳を取ればだれでもどこかに異変を抱えます。自分が特別見てほしいところが見つからない方でも、受ける価値があるでしょう。基本病巣というのは、自分が意図しないところで動き始めます。

そして症状がでないときでも着々と病巣を大きくしていきます。症状が出たときというのは、大きくなっていることが多く、そして治療をできない時もあるでしょう。そのようなことを防ぐために専門的な検診が必要になっていますので、進んで受けるようにしましょう。

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