人間ドックを受診する際に注意すべきこと

人間ドックを受診するにあたっては、注意すべき点がいくつかあります。まず挙げられるのは、ありのままの自分の身体を診てもらうということです。人間ドックの受診が控えているという理由で、急に飲酒や喫煙などの行為を控えめにする人がいますが、急にやめたところで身体の状態が劇的に改善されるようなことは殆どなく、そのような努力をしても検査によって見破られる可能性が高いです。受診する際は、受診先の医療機関や主治医からやるよう言われたこと以外は特別なことはせず、普段通りの生活をして受診日を迎えましょう。

病気を持っていて治療薬を常用している人は、必ず主治医に人間ドックを受診する旨を伝えておくことも重要です。検査の内容によっては、主治医から薬の服用を中断するよう指示される場合があるからです。また、検査の受診日には必ず担当医による問診があるので、過去に病気を患った事がある人や常備薬のある人は問診の際に医師に尋ねられたら必ず伝えましょう。人間ドックでは、受診日の前日の夜以降は食事や飲み物が制限されますが、これは必ず守らなければなりません。

制限を守らずに食事や飲み物の摂取をした場合、ただしく医師が診断できず、検査結果に影響がでるおそれがあるからです。過去に他の医療機関で人間ドックを受けたことがある人は、検査結果が書かれた書類を捨てずに自宅に保管しているのであれば、それを持参しましょう。これがあると、検査結果を出す際や、結果を受診者本人に説明する際に非常に有用となるからです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする